“日本語教師を国家資格にする” 法律が成立 在留外国人増加で

2023-08-16
タイトル:“日本語教師を国家資格にする” 法律が成立 在留外国人増加で


 
国内で生活する外国人の数が増加し、日本語教育の需要が高まる状況で、日本語教師を国家資格にする内容を含んだ「日本語教育機関認定法」が、26日の参議院本会議で可決・成立しました。


 
法務省によれば、新型コロナの感染拡大により一時的に減少したものの、国内の在留外国人の数は最近再び増加し、去年の6月末には過去最多の296万人に達しました。


 
この法律は、在留外国人の増加に伴い、日本語教育の需要が高まっていることから、適切かつ確実な日本語教育の実施を目指すものです。


 
法律により、特定の要件を満たす日本語教育機関は文部科学大臣によって適切な教育機関として認定され、外国人留学生などに対して情報提供を行うこととされています。


 
さらに、日本語教師の国家資格を創設し、筆記試験に合格し実践的な研修を修了すれば、「登録日本語教員」として文部科学大臣による登録を受けることが可能です。


 
この日本語教育機関認定法は、26日の参議院本会議で賛成多数の自民・公明両党や立憲民主党などによる可決・成立となりました。


 
 
参考文献:NHK